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カケラを残す

思ったことを気ままにつらつらと。

2017年4月のまとめ

2017年4月の読書メーター

読んだ本の数:9冊

読んだページ数:2979ページ

ナイス数:231ナイス



イン・ザ・プール (文春文庫)イン・ザ・プール (文春文庫)感想

奥田英朗さん3冊目。これが有名な彼の代表作『空中ブランコ』のシリーズ1作目とのことなので手に取りました。こういうポップ(?)な作品もあるんですね!奥田さんがますます掴めなくなってきました。が、この伊良部精神科医、なぜか癖になるんですよね〜。本当にこんな精神科医が実在したら「なんだこいつ?」くらいには思うだろうし、不愉快にもなるんだろうけど、なぜか安心感があります。奥田さんと言い伊良部医師と言い、本当に掴みどころのない人物だなあ…。あと、どうでもいいことですが、ドラえもんに指はないと思います(笑)

読了日:4月2日 著者:奥田英朗
死ぬかと思った(1) (アスペクト文庫)死ぬかと思った(1) (アスペクト文庫)感想

先日本棚を増やした際に山積みだった本たちを片付けていたら出てきたので読んでみました。これは高校時代(遡ること6〜7年ほど)に友達からもらった本。でも、くだらなさすぎて読んでいなかったようです。というのも読んだ記憶がないし、開いて5ページほどのところに当時使用していたお気に入り(だったはず)の栞がはさんであったので。あまり悪く書きたくはないのですが、やはり素人の投稿文章なのでおかしな日本語だったり誤字脱字が目立ったりで、私には合いませんでした。最後まで読みましたが。くだらないものが読みたい方にはオススメ。

読了日:4月7日 著者:
空中ブランコ (文春文庫)空中ブランコ (文春文庫)感想

奥田英朗さん4冊目。伊良部精神科医シリーズ2作目。表題作の「空中ブランコ」から最後の「女流作家」まで相も変わらず5歳児のような伊良部節、炸裂でした。つい最近、尖端恐怖症というものの存在を知ったばかりだったので、個人的にはとてもタイムリーな話題だなと感じました。これまでに尖端恐怖症の方に出会ったことがないので本当にそうなのかはわからないけれど、お箸さえも「尖端」であり恐怖の対象になることには驚きました。尖端への恐怖が克服できるのであれば、高所恐怖症や暗所恐怖症や閉所恐怖症なども治るのかなと疑問に思いました。

読了日:4月8日 著者:奥田英朗
オレたちバブル入行組オレたちバブル入行組感想

ずっと気になっていた池井戸潤さん。書店で彼の作品タイトルを眺めていて銀行ものが多いなと思っていたら、やはり元銀行員さんとのことでした。この物語が銀行の実情なのかは定かではありませんが、半沢直樹を囲む上司や問題の取引先の社長たちが揃いも揃って本当に呆れるほど自己中心的で傲慢、汚い人間ばかりで…(笑)それを正論と正義で撥ね付ける半沢直樹、かっこよすぎます…!まぁ支店長からすれば、めちゃくちゃ性格の悪い人間なんですけど。半沢だけは敵に回したくないですね(笑)ドラマも見ていなかったので一度見てみたくなりました!

読了日:4月11日 著者:池井戸潤
放課後 (講談社文庫)放課後 (講談社文庫)感想

再読。就活でアルバイト時間が削られなかなかお金が貯まらないので、新しい本を買うお金を貯金に充てようと思いまして…。この『放課後』を読んだのが1年以上前であることは記憶していても具体的にいつだったか思いませなかったので、とりあえず手始めに読んでみました。3分の2くらいまで読み進めて漸く犯人が誰であったかうっすら思い出せました。が、最後の最後、あの展開までは覚えていなくて。第3の事件はもちろん、第1・2の事件についても、最終的にどう収束したのか気になるところです。それにしてもこれが東野圭吾デビュー作とは…!

読了日:4月13日 著者:東野圭吾
卒業 (講談社文庫)卒業 (講談社文庫)感想

加賀恭一郎シリーズ1作目。犯人は覚えていたけれど、細かいところはうろ覚えだったので先が気になりどんどん読めました。この後のシリーズでも加賀の友人たちは登場しなかったと思うけれど、やはり大学時代の友人とはそういうものなのかなと思いました。でも恭一郎たちは高校時代からの友人だということを踏まえると、こういう結末だったから一切出てこないのかもなとも思ったり。いずれにせよ、親友が自殺したならと考えると、友達のことは(あるいは恋人のことでも)知っているようで実は何も知らないものだということを本当に痛感しました。

読了日:4月17日 著者:東野圭吾
同級生 (講談社文庫)同級生 (講談社文庫)感想

再読。これも内容がうろ覚えだったので。最後まで事件の真相を思い出せないままでした。ついでに野球部の試合結果も。これが東野圭吾さんの2作目とのことですが、やはりこれがデビュー初期の頃のものとは思えないほどのトリックで、ただただすごいの一言に尽きます。そんな中でひとつだけ思ったのは、薫ちゃんは西原くんに対してもっと怒るべきだってこと。川合くんが怒るのは当然だとして、薫ちゃんもにっこり笑っている場合なの?と思いました。ついでに言うなら妹ちゃんも「ガールフレンド?」じゃないよ…もっと引きずってよ…と思いました。笑

読了日:4月20日 著者:東野圭吾
マスカレード・ホテル (集英社文庫)マスカレード・ホテル (集英社文庫)感想

再読。ホテルマンに興味を持つきっかけになった本。何度読んでも4つの事件の真相には驚かされます。そして新田さんの警察としてのプライドと山岸さんのホテルクラークとしてのプロ意識が並大抵じゃない。就活生の身としては、これだけ自分の仕事に誇りを持てるようなまさに自分にピッタリな職に就けたらいいなと羨ましく(?)思います。個人的には能勢さんの本性だったりここには書かれていない活躍だったりが気になるので、続編があればなあと思っています。イブのほうには出てこなかった気がするので。待機してます!

読了日:4月25日 著者:東野圭吾
魔球 (講談社文庫)魔球 (講談社文庫)感想

再読。これはとても衝撃的だったので読んだ時期も覚えています。高校生(おそらく2年生)のころ。試験前なのにも関わらず、あまりにも衝撃的すぎてこの話の概要を友人に熱く語りました(笑)兄を慕う弟の思い、母と弟の未来を守る兄の思い。2人とも本当によく出来た息子さんだこと…。ただ、もう少し思いを言葉に出来たらなあ。兄の武志がもっと人を信じたり頼ったりして上手に生きられたらなあ。あまりにも救いがなさすぎて辛くなります。キャッチャーは女房役だって言いますが、武志はそんな風には思っていなかったんだろうな、、、

読了日:4月29日 著者:東野圭吾


読書メーター

2017年3月のまとめ

2017年3月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2147ページ
ナイス数:112ナイス

ドミノ (角川文庫)ドミノ (角川文庫)感想
恩田陸さん2作目。まだ、たったの2作品しか読んだことないのにこんなこと言うのもおこがましいのですが、さすが…!と思いました。ここまで大げさではないし、ここまで分かりやすくもないけれど、実際の世の中も、本当に狭いですよね。もし自分の周りの人たちの人物相関図なんか描こうもんなら、あの人とその人が繋がっていて、その人はこの人とも繋がっていて…という、糸が絡まるような複雑なものになることでしょう。この『ドミノ』だって、実はまだまだ万事解決というわけではないし、これからまたドミノ倒しのように続いていくんでしょうね。
読了日:3月8日 著者:恩田陸
坊っちゃん (新潮文庫)坊っちゃん (新潮文庫)感想
なぜって聞かれると明確には答えられないけれど、夏目漱石の文章はなぜか好きです。もともとは近代の作品って、使ってある単語が難しいし漢字だって現在は使わないようなものが使われているしで敬遠してきたのだけれど、夏目漱石の書くものはなぜか心にストンと入ってきます。この主人公の坊ちゃんって、なんだかかわいくって好感も持てます。清へのツンデレなところ(?)や馬鹿が付くほど正直な性格も、やっぱり憎めない。個人的に愛媛の田舎言葉(~~ぞなもし)がとても好きだし、それを真似ようとする坊ちゃんもかわいくて好きです。
読了日:3月11日 著者:夏目漱石
12星座の恋物語 (新潮文庫)12星座の恋物語 (新潮文庫)感想
朝、出かける前に「今日の星座占い何位かな♪」なんて可愛いことはしないまでも、たまたまつけていたテレビでのカウントダウンではいつも12位や11位などの下位に位置していることが多いので、なんとなく手に取ってみました。星座ごとで「この星座にはこういう性格の人が多い」というような類の書物はよくあるけれど、そんなもので分類できるほど人間って単純な生き物だろうか、というのが正直なところです。鏡さんもおっしゃっていた通り、自分の星座だけが自分に当てはまるのではなく、複数の星座の性格が自分には少なからずあると思います。
読了日:3月17日 著者:角田光代,鏡リュウジ
Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲 (講談社文庫)Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲 (講談社文庫)感想
就活生だからなのか、本能的に(そしてとてもナチュラルに)こんなものをレジに持っていっていました。(笑) 図らずも就活での自己分析に役立つような「自分」とはなにかという問いについて、Jポップを材料に熟考できました。うちの大学には哲学を専攻する学部・学科がないので哲学を学ぶ人が周りにいないのだけれど、以前、就活中に他大の哲学部(?)の人と話す機会がありました。ちょっとした雑談でも「かつてアリストテレスは…」のように、哲学者の名言を引用するのかと思っていたけれど、全然そんなことなくて安心したのを思い出しました。
読了日:3月22日 著者:戸谷洋志
精神科医が教える「怒り」を消す技術 (集英社文庫)精神科医が教える「怒り」を消す技術 (集英社文庫)感想
就活で訪れた大阪で、説明会の会場近くでの時間つぶしにふらっと立ち寄った本屋さんで購入。勝手知りたる書店ではないだけに、こういう本が目に付いたのかもしれません。あとは、今のアルバイト先の社員さんで全然怒らない方がいらっしゃって、気になったので。怒りを消すことによって人生が豊かになるのなら、やはりその努力をしようと思います。これから社会に出て毎日働くことによって生じるであろう怒りに対して、この技術を使って生きたいと思いました。余談ですが、本書の中にちょこちょこ登場する謎のキャラクターが可愛い。鬼…なのかな?
読了日:3月25日 著者:備瀬哲弘
マドンナ (講談社文庫)マドンナ (講談社文庫)感想
奥田英朗さん2冊目。前回『ガール』を読んだ時にも思ったけれど、この方、ほんとうに男性ですか!?と思ってしまうほどに女性社会に精通しているように感じます…。それはさておき、40代、管理職のおじさんたちの奮闘(?)は、見ていて面白かった。職場の顔と家庭の顔を持つおじさまたちの、しかしながら一貫した「昭和」な性格は、たしかに現在では時代遅れだと言われるかもしれません。休日のゴルフ接待とか社内運動会とか…。新たな時代に対応しつつもこれまでの伝統を尊重するのってやっぱり難しいけれど、だからこそ求められるのかも。
読了日:3月28日 著者:奥田英朗
退職歓奨 (実業之日本社文庫)退職歓奨 (実業之日本社文庫)感想
お仕事小説が読みたかったので。どの短編も40代後半~50代・中間管理職、役員や社長などのポストが控えていつつも定年退職が目前に迫るのを感じているおじさんたちが主人公。成功すれば昇進、失敗すればクビ、のような一か八か的展開が多く、この先どうなるのだろう?とドキドキハラハラしながら読めるのであっという間に読み終わりました。どのお話も最終的オチがありきたりなものではなく、でも丸く(?)収まるもので、面白く且つ、なるほどそうなるのかと納得できるものでした。江上剛さんのほかの作品も読んでみたいと思います!
読了日:3月30日 著者:江上剛

読書メーター

左利き


レフティってかっこよくないですか。

とは言え、左利きの人を好きになるわけではなく、好きな人がレフティだった時にトキメく、という意味ですが。

なんだろう、あの、右利きにはない、不器用な感じが堪らない。
必要以上に左手を前に突き出す感じ。伝われ。

2017年2月のまとめ

2017年2月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2946ページ
ナイス数:238ナイス

ガソリン生活 (朝日文庫)ガソリン生活 (朝日文庫)感想
面白かった!何が面白いって、主人公が車だってこと。さすが伊坂幸太郎さん。そして、ちょっと厚みのある本ではあるけれど、次々と浮上してくる謎や思いがけないところでの繋がり(絡まり?)が先を読む原動力となってどんどん読み進められた。車たちの推理を聞いたときには「まさか!」と思ったけれど、それがどんどん明らかにされていって何度も前のページに戻って確認してしまいました。伊坂幸太郎の作品の中でも、ここまでの伏線はなかなかないし、読後スッキリもなかなか味わえないと思う。しっかり番外編「ガソリンスタンド」まで読みました。
読了日:2月2日 著者:伊坂幸太郎
働く男 (文春文庫)働く男 (文春文庫)感想
最近ハマった星野源さん。彼がくも膜下出血で倒れる前の「働きつづけることが自分のアイデンティティだった。働いていないと不安になり、仕事場で出会う人とのコミュニケーションでしか相手に興味がわかず、仕事での達成感のみが生きる希望だった。」という考え方が、今の自分の考え方と重なり過ぎていて少し考え直す必要性を感じています。この本が出版されたあとの作品(しかもCD)ですが、アルバム『YELLOW DANCER』は本当にオススメです。ちょっと中毒性すらある。これからも源さんらしく、楽しく仕事をして欲しい。
読了日:2月4日 著者:星野源
別冊カドカワ 総力特集 aiko (ムック)別冊カドカワ 総力特集 aiko (ムック)感想
購入してから、気が付けばもう2年半以上が経ってしまいました。買ったはいいけど読んでしまうのがもったいなくてなかなか読めず、ずっと本棚に並べたままになってた一冊。「泡のような愛だった」の曲目解説や朝井リョウの『アスパラ』を読みながら、改めてaikoの曲を聴き返してみたけれど、本当に全部が名曲だなと思える。松任谷由美からのメッセージやナイナイ岡村との対談、15人の芸能人aikoファンからの質問コーナーなどを読んでいると「aikoって本当にみんなから愛されてるんだなあ」と実感できてとても嬉しかったです。
読了日:2月5日 著者:
【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)感想
大学の授業でのレポート課題のために読んだけれど、ものすごく為になった。言われてみればたしかにそうだな、と思えるような作文の法則ばかりだけど、言われないと気づけないような。やっぱり作文にもわかりやすく伝わりやすいものを書くにはルールがあって、それに則って書かないと誤解が生じるんだなと改めて認識できました。
読了日:2月6日 著者:本多勝一
小暮写眞館I (新潮文庫nex)小暮写眞館I (新潮文庫nex)感想
完全に、タイトル・表紙買い。宮部みゆきさんの名前は知っているし『ソロモンの偽証』を著した有名な作家さんだということも知っていたけれど、なかなかタイミングがなくて手を出せていなかったのでこれを機に読んでみようと思って。ミステリー作家なんですね。それすら知らなかった。息子のことを苗字の花菱からとって〝花ちゃん”と呼ぶ両親、本当に変わっていて面白い。主人公もそうだけど、その親友の「店子」という苗字も今までに出会ったことも聞いたこともないくらい珍しいものなのはなぜのか、というどうでもいいところが気になりました。
読了日:2月8日 著者:宮部みゆき
植物図鑑 (幻冬舎文庫)植物図鑑 (幻冬舎文庫)感想
知人から「映画で観たんだけど、よく意味が分からなかったから解説してほしい」と言われたので、映画ではなく本で読んでみようと思って手に取った。ひさしぶりに有川浩の作品を読んだけれど、有川さんらしさがふんだんに散りばめられた作品でした。『阪急電車』の時も思ったけれど、行きずりの関係とか好きだよな、有川さん。あと、相変わらず登場人物たちの台詞がリアルで、スッと感情移入できてしまう。本だからかな、ちゃんと意味わかったので知人に解説しておきます(笑)個人的にカーテンコールの杏奈ちゃんのお話が好きでした。
読了日:2月12日 著者:有川浩
チョコレートコスモス (角川文庫)チョコレートコスモス (角川文庫)感想
世の中にこんな小説があっていいものか。550ページを超える長編だとはとても思えないようなスピード感。読後の、なにかに貫かれるような衝撃と興奮。ちょっとどうかと思うくらいに凄まじすぎて言葉にならない。言葉が見つからない。もどかしい。――初の恩田作品。恩田陸さんって、ずっと男性だと思っていた。でも、女性だと知って納得。女性の描き方がうまい。冷静にそう思える反面、正直、途中からはそんな分析をする余裕なんかないほど自分もこの作品の一部になり、現実とフィクションとの境が曖昧になり、響子や飛鳥の虜になってしまった。
読了日:2月21日 著者:恩田陸
火花火花
読了日:2月24日 著者:又吉直樹
エイジハラスメント (幻冬舎文庫)エイジハラスメント (幻冬舎文庫)感想
内館牧子さん初読み。お名前を聞いたのすら初めてだったのであんまり期待してなかったのですが、起承転結の構成がしっかりしていて、女性の年齢を話題にしたもので読みやすく面白かった。就活生としては「就職さえできればお給料さえもらえればどこでもいいや」という心のどこかにあった甘い考えを全てとっぱらってもらえたし、「資格なんか取らずとも内定もらえるなら資格取るための努力もする必要ないんじゃないか」とどこかで思っていたけれど、ゆっくり資格を取れる学生のうちに取れるものは取っておこうと思えた。いま読めて良かった。
読了日:2月25日 著者:内館牧子
アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)
読了日:2月28日 著者:森絵都

読書メーター

普通

「普通さ、そんなこと言う?」
「普通こんなふうに〇〇しないよね」
「こういう時は普通〇〇するよね」

よく、耳にする。
よく、口にもする。

だけど、その、普通 って、なんだろう。
普通 って、難しい。
その人にとっての 普通 が、万人にとっても 普通 であるとは限らない。

たしかに、「たいていの人間ならこんなことしないよね」と思うようなことをされることも、時にはあるかもしれない。
けれど、「普通」を使うことは誰も幸せにしない。
たまたま聞こえてしまった「普通〇〇だよね」が、誰かを傷つけることもある、ってことを知っていなければならない。

やめよう。
「普通」とか、そういうことを言うのはやめよう。

2017年1月のまとめ

2017年1月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2229ページ
ナイス数:77ナイス

ねこ先生 (PHP文芸文庫)ねこ先生 (PHP文芸文庫)感想
吾輩は猫である』を読む前に読んでおくと、より楽しめるかなと思い、これを手に取った。漱石の帝大講師時代の家庭・職場の両面が事実をもとに描かれているけれど、ドラマチックというか、あくまでもフィクションを交えながらだからか、とても読みやすかった。この作品の中での漱石が本当の漱石の姿なのかは分からないけれど、もしそうだとしたら、漱石と『こころ』のKがとても似ているように思えた。というよりも、漱石はKに自分を重ねて描いたのかもしれない。だからこそ、この人物に〈金之助〉のKと名付けたのかもしれないと思った。
読了日:1月10日 著者:長尾剛
おいしいコーヒーのいれ方 Second Season I 蜂蜜色の瞳 (集英社文庫)おいしいコーヒーのいれ方 Second Season I 蜂蜜色の瞳 (集英社文庫)感想
おいしいコーヒーのいれ方』Second Season Ⅰ。ひさしぶりに勝利たちに会いたくなって。私の中では、彼らは物語の中のキャラクターというよりは、もはや友達の1人のような存在になっている。勝利がアパートで一人暮らしを始め、かれんが転職して鴨川で一人暮らしをするようになってから、2人は少しずつ落ち着いてきたように思える。星野りつ子との衝突は、毎度のことながら胸が痛くなる。それぞれに落ち度はあったけれど、根本的な部分では誰も悪くないと私は思う。最後に、表紙のイラストが本当に素敵で大好きです!
読了日:1月11日 著者:村山由佳
明日の約束 おいしいコーヒーの入れ方 SECOND SEASON 2 (集英社文庫)明日の約束 おいしいコーヒーの入れ方 SECOND SEASON 2 (集英社文庫)感想
おいしいコーヒーのいれ方』Second Season Ⅱ。Ⅰに比べて、ものすごく穏やかな回だったように思う。勝利はシリーズの最初から落ち着いた高校生だったからあまり変わったように感じないけれど、最初に比べるとかれんが大きく変わったなと思う。本当に、ものすごくしっかりしてきたなと。いや、もしかしたら本当はもとからしっかりした考え方の持ち主だったのかもしれないけれど。恋愛面に関しても、ようやく20代らしくなってきたというか、要するに慣れてきたんだろうけど。サイドストーリーもかれんの本音が聞けて良かったです。
読了日:1月11日 著者:村山由佳
Bの戦場 さいたま新都心ブライダル課の攻防 (集英社オレンジ文庫)Bの戦場 さいたま新都心ブライダル課の攻防 (集英社オレンジ文庫)感想
お仕事小説が読みたかったので。ブライダルのB、そして、ブスのB。メイクを施しても誤魔化せないほどのブスって存在するのかな。たいていの人は、自分を可愛いだとか(男性ならイケメンだとか)思っていないようには思うけれど、さすがにここまでコンプレックスを抱いてる人も珍しいような気がした。でもそれ以上に現実にありえるのか疑問なのが、年下の上司・久世課長。こんなにヘンタイじみた考えの持ち主に、少なくとも私は出会ったことがない。そういう意味では新鮮でした。欲を言うなら、もっと仕事内容を含むものが読みたかったかなー。
読了日:1月13日 著者:ゆきた志旗
消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season 3 (集英社文庫)消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season 3 (集英社文庫)感想
おいしいコーヒーのいれ方』Second Season Ⅲ。読み終えて最初に思うのは、秀人さん、ほんとは絶対腹黒いでしょ…!ってこと。現実世界でもそうですが、ホワイトそうに見える人ほど腹黒くて、ブラックそうに見える人ほど実はピュアだったりしますよね。でも秀人さんの考え方にはすんなり納得できる。というか、それは秀人さんの、研究者特有の理論的かつ分析的な語りに説得力があったからかもしれないけれど。にしても、勝利、とんだ災難だったなあ…。森下家の件にしても、みんなが幸せになれればこんなに平和なことはないのにな。
読了日:1月14日 著者:村山由佳
凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season 4 (集英社文庫)凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season 4 (集英社文庫)感想
おいしいコーヒーのいれ方』Second Season Ⅳ。こんなことは勝利が一番感じていることなんだろうけど、かれんって、あまり自分の気持ちをなんでもかんでも表現するタイプではないから、今回のことであからさまにホッとしたり、勝利を必要としていたりする姿が見られて、こちら側もなんだかほっとしました。そして、原田先輩ではないけれど、星野りつ子のファインプレーにもある種感動。かれんにとっては望ましくないことだから、大喜びって訳にもいかないけれど、せっかくかれんが実家に戻ってきたのに、また雲行きが怪しいなあ…。
読了日:1月14日 著者:村山由佳
雲の果て―おいしいコーヒーのいれ方 Second Season〈5〉 (集英社文庫)雲の果て―おいしいコーヒーのいれ方 Second Season〈5〉 (集英社文庫)感想
おいしいコーヒーのいれ方』Second Season Ⅴ。冒頭は、思わず二度見ならぬ二度読みした。あれ?ヨーコさんって誰だっけ?忘れちゃったわ〜なんて思っていたら、前巻であるⅣから半年後、しかも舞台は赤道を越えたオーストラリアときた。そりゃあ知らなくて当然、混乱しても無理はない。それにしても、勝利はどこまでも責任感が強すぎるなあ。それが美点でもあるんだけど。犯した罪の大きさだとか、取り返しがつかないだとか、そういう気持ちも分からなくもないけれど、手紙は読んで欲しいなあ。アレックスも気になるなあ。
読了日:1月16日 著者:村山由佳
彼方の声―おいしいコーヒーのいれ方 Second Season〈6〉 (集英社文庫)彼方の声―おいしいコーヒーのいれ方 Second Season〈6〉 (集英社文庫)感想
おいしいコーヒーのいれ方』Second Season Ⅵ。前回はアレックスの無神経な問いで終わっていたので、一波乱の予感がしていましたが…!思っていたよりアレックスが良い子だったので、少しだけホッとした。それにしても勝利の自責の念はいつまで経ってもおさまらなくて、見ているこちらがつらくなる。乗り越えてほしいと思う。アレックスがアカペラで口ずさむ場面と、愛しいあの人の――彼方の声をひさしぶりに聞く場面は、こちらまで胸が熱くなりました。勝利は少しずつ壁を乗り越えられる、きっと大丈夫だって思える回でした。
読了日:1月25日 著者:村山由佳
記憶の海 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season 7 (集英社文庫)記憶の海 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season 7 (集英社文庫)感想
おいしいコーヒーのいれ方』Second Season Ⅶ。勝利のいるウルルとは地球の反対側、日本での様子が丈目線で語られる、いわゆるスピンオフ。二人にとっての大切な場所で、かれんが泣く場面ではもちろんだけど、彼女が泣き出すまでのほうがもっと泣けた。きちんと笑えているつもりでいるかれんを見ていると、こちらがつらくなってくる。勝利には勝利の考えがあって、彼は彼なりにめちゃくちゃ苦しんでいるのは分かっていても、自己防衛だ!偽善者だ!と思う気持ちもある。1日でも早く、何もかもが元に戻ることを祈るのみです。
読了日:1月26日 著者:村山由佳
地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season 8 (集英社文庫)地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season 8 (集英社文庫)感想
おいしいコーヒーのいれ方』Second Season Ⅷ。Ⅶに引き続き前半はマスター、由里子さん、原田先輩によって語られる日本サイドのスピンオフ。後半は、再び勝利サイド。マスターや由里子さん、原田先輩やその妹の若菜ちゃん、そして星野りつ子の心情が本人たちによってそのまま語られていて、なるほどな、この人はこの時そんなふうに思っていたんだな、と今まで見えなかった部分に納得する思いでした。若菜ちゃんが引き篭もりがちになった理由も明らかになって、ひとつ胸のつっかえが取れた感じ。あとは、勝利、あなたが立ち直る番。
読了日:1月26日 著者:村山由佳

読書メーター

キスする前に

歌手のaikoさん(41)のメジャー通算7枚目のアルバム「彼女」に収録されている

「キスする前に」という曲がありますが、

 

という出だしなのに、aikoさんにはまるで関連がないのですが、

 

キスする前に、FRISKをお口に放り込むのって、なんなんでしょうか。

エチケットのおつもりでしょうか。

 

なぞです。

 

調べてみたら、フリスクには口臭を消す効果はない、

というような記述も見られました。

本当かどうかは分かりませんが。

 

眠気覚まし?

キスする前に?

 

なぞです。